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波乱の年が始まる

2009.12.31

今年60回目を迎えた紅白歌合戦が放映されている。家族全員でそれを観ている。いつもの、そして、典型的な日本の大晦日。もう年越しそばも食べた。

こうして、平穏な1年を感謝し、来年も同じような1年であって欲しいと思う。それが伝統の日本の大晦日だ。

ニュースは、日本列島が強い冬型の気圧配置となり、どこも大荒れになっていることを報じている。平穏な日々を望む国民とは裏腹に、来年は今日の天気のようにアップダウンの激しい“厳しい年”になるだろうと予想する。

国債発行残高は637兆円、戦後初めて国債発行額が税収を上まわる年。それが2010年だ。小泉時代の“発行額30兆円の攻防”が遠い昔のような気もする。なにしろ税収37兆円に対して、国債発行額が44兆円なのである。

歳出総額92兆円のほぼ半分を国債、すなわち借金に依存するわけである。家族単位で考えれば、家計のほぼ5割を借金でまかなうという破産状態が、来年の日本である。

コンクリートから人へ――という耳ざわりのいいキャッチフレーズと、一方で子孫にツケをまわす予算編成。国債発行の増加によって、来年は長期金利が上昇するという見方が一般的だ。

だが、永田町の「デフレ脱却」要求に日銀は抗せないという見方も一方にある。とすれば、日銀が金融緩和政策をとり、「金利上昇はない」ということになる。

金利がどうなるか、ということだけでも、これだけ正反対の予想が存在する。それだけ2010年は予想不可能な年だ。

波乱の年が間もなく始まる。“年明けカウントダウン”である。今年1年ありがとうございました。2010年も、何卒よろしくお願いします!

カテゴリ: 経済, 随感