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突風が予感させる「2013年」の波乱

2013.01.03

新年の箱根は、凄まじい風だった。強風というより突風である。1月2日、恒例の箱根駅伝は、最悪のコンディションの中でおこなわれた。

私は、昨年につづいて箱根湯本でランナーに声援を送った。箱根湯本駅では、「大涌谷のロープウエーが強風で運行を中止しています。芦ノ湖の遊覧船も、運行を見合わせています」というアナウンスが流れていた。

駅舎から一歩外に出ると、身体を吹き飛ばしそうな突風が吹いていた。たしかにこれでは、ロープウエーや遊覧船が運行を見合わせるのは無理もない。しかも向かい風だ。ランナーにとって、これ以上の過酷な試合環境はない。

人波の中、湯本駅から小田原方向に向かって1キロほど歩き、これから箱根の山に挑む選手に声援を送った。やがてトップ東洋、2位日体、3位早稲田をはじめ、次々と目の前をランナーが通過していった。

どの選手も、強風の中、山に挑むことへの不安と気負いを感じさせる表情だった。結果は、3年生ながら名門・日体大のキャプテンを務める服部翔大君が亡き父親との約束を果たす区間1位の力走を見せ、往路優勝を飾った。

悲劇は、伝統校・中大と新鋭・城西大を襲った。いずれも箱根山中で低体温症による脱水症状を起こして棄権。特に最多出場と最多優勝、最多の6連覇など、箱根駅伝の記録を独占している感がある名門・中央大学の4年・野脇勇志君が、ゴールまでわずか1・7キロ地点で意識を失い、中大史上初めて襷(たすき)が途切れるという悲劇に見舞われた。

勝負の過酷さを余すところなく伝えるシーンだった。本日、復路がおこなわれ、日体大が往路優勝の余勢をかって独走。実に30年ぶり、しかもシード権なしの予選出場校として、史上2校目の総合優勝という快挙を成し遂げた。

勝負の世界は、容赦がない。昨年、シード落ちとなった日体大が栄光を勝ち取り、最多優勝の伝統校・中大が初めての棄権という屈辱を味わう。強風の中、演じられたドラマは、波乱の2013年を予感させるかのようだ。

昨年12月の安倍政権発足からつづく円安ドル高の局面は、年明け後も変わらない。財政赤字に悩むアメリカにとっては、由々しき事態である。日米離間を狙う中国にとっては、興味深い事態だろう。さて、一体どんな1年になるのだろうか。今年もよろしくお願いします。

カテゴリ: スポーツ

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